注意が必要なのはどんな人?今すぐ確認してみましょう

監修:国際医療福祉大学医学部感染症学講座 代表教授
国際医療福祉大学成田病院感染制御部 部長 松本哲哉先生

高齢の方や基礎疾患がある方は、新型コロナウイルス感染症の重症化の危険性が高いことがわかっています。

年齢

  • 65歳以上

体型

  • 肥満がある(BMIが30以上)

生活習慣

  • タバコを吸う(現在および過去)
  • 運動不足

基礎疾患(持病)

以下のような持病や既往歴がある

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • がん
  • 慢性の肺の病気(COPDなど)
  • 慢性の腎臓の病気
  • 心臓の血管の病気(心筋こうそく、狭心症など)
  • 脳の血管の病気(脳こうそく、脳出血など)
  • HIV感染症
  • 臓器移植による免疫不全
    など

  • ステロイド等の免疫を抑える薬を使っている

妊娠

  • 妊婦(妊娠後半期)

上記に加えて、男性は女性に比べて重症化や死亡のリスクが高いことが報告されています。

BMI:体格指数 [計算]BMI=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}

COPD:慢性閉塞性肺疾患、HIV:ヒト免疫不全ウイルス

厚生労働省:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第10.1版:9, 2024 より作表

あてはまる項目がある方は、

新型コロナウイルス感染症の感染に備え、取るべき行動について

かかりつけ医に相談してみてはいかがでしょうか。

あてはまる項目がある方は、

新型コロナウイルス感染症の

感染に備え、取るべき行動について

かかりつけ医に相談してみては

いかがでしょうか。

2024年度の新型コロナワクチンの
定期接種は終了いたしました。
2025年度につきましては、
厚生労働省もしくは
自治体の発表をお待ちください。

2024年度の新型コロナ
ワクチンの定期接種は
終了いたしました。
2025年度につきましては、
厚生労働省もしくは自治体
の発表をお待ちください。

【終了】2024年度の定期接種に関する情報

定期接種の実施時期

令和6(2024)年10月1日~令和7(2025)年3月31日
(自治体ごとに上記の期間内で実施されました)

対象となる人

  • 65歳以上の方
  • 60~64歳で対象となる方

※心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

・定期接種の対象者以外の方や、定期接種のタイミング以外で接種する場合については、 任意接種としてワクチンの接種を受けることができます。

2025年6月作成 CVD46P005A